民訴法H17-3
次の対話は,筆界確定の訴えに関する学生Aと学生Bとの対話である。語句群の中から適切な語句を選択して対話を完成させた場合,(①)から(④)までに入る語句の組合せとして正しいものは,後記1から5までのうちどれか。
学生A: 筆界確定の訴えは,(①)だといわれているけれど,(①)とはどのようなものかな。
学生B: (①)とは,法律関係の変動を目的とする点で形成の訴えに属するといえるけれど,訴訟物たる形成原因又は形成権が存在しない点に特徴があるね。筆界確定の訴えのほかには,(②)などがその例として挙げられているよ。
学生A: (①)の訴訟法上の特色として,(③)が適用されないんだよね。
学生B: そうだね。筆界確定の訴えの場合,原告は,訴状の中で自己の主張する筆界の位置を明示する必要はないし,仮に明示したとしても,裁判所は,これに拘束されないね。
学生A: 自白の拘束力もないといわれているから,その限度では,筆界確定の訴えには(④)も適用されないということだね。
〔語句群〕
ア 実体法上の形成の訴え
イ 訴訟法上の形成の訴え
ウ 形式的形成の訴え
エ 父を定める訴え
オ 嫡出否認の訴え
カ 弁論主義
キ 処分権主義
1 ①ア ②オ ③力 ④キ
2 ①ウ ②エ ③キ ④カ
3 ①イ ②エ ③キ ④カ
4 ①ア ②オ ③キ ④カ
5 ①ウ ②エ ③カ ④キ
正解は,続きにあります。
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【民訴法H17-3】
次の対話は,筆界確定の訴えに関する学生Aと学生Bとの対話である。語句群の中から適切な語句を選択して対話を完成させた場合,(①)から(④)までに入る語句の組合せとして正しいものは,後記1から5までのうちどれか。
学生A: 筆界確定の訴えは,(①:形式的形成の訴え)だといわれているけれど,(①:形式的形成の訴え)とはどのようなものかな。
学生B: (①:形式的形成の訴え)とは,法律関係の変動を目的とする点で形成の訴えに属するといえるけれど,訴訟物たる形成原因又は形成権が存在しない点に特徴があるね。筆界確定の訴えのほかには,(②:父を定める訴え)などがその例として挙げられているよ。
学生A: (①:形式的形成の訴え)の訴訟法上の特色として,(③:処分権主義)が適用されないんだよね。
学生B: そうだね。筆界確定の訴えの場合,原告は,訴状の中で自己の主張する筆界の位置を明示する必要はないし,仮に明示したとしても,裁判所は,これに拘束されないね。
学生A: 自白の拘束力もないといわれているから,その限度では,筆界確定の訴えには(④:弁論主義)も適用されないということだね。
【正解】 2
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