刑法H18-25
刑法における被害者の同意に関する次のアからオまでの記述のうち,判例の趣旨に照らし誤っているものの組合せは,後記1から5までのうちどれか。
ア Aは,Bの同意を得て,Bが所有し,かつBが一人で居住する,住宅密集地にあるB宅に放火し全焼させた。この場合,Aには,放火罪は成立しない。
イ 4歳のBの母親であるAは,Bと一緒に心中しようとして,Bに対し,「おかあさんと一緒に死のう。」と言って,Bの同意を得てBを殺害した。この場合,Aには,同意殺人罪ではなく殺人罪が成立する。
ウ Aは,Bとともに保険金詐欺を企て,Bの同意を得て,Bに対し,故意にAの運転する自動車を衝突させて傷害を負わせた。この場合,Aには,傷害罪は成立しない。
エ Aは,強盗をする意図でB宅に立ち入るに際し,「こんばんは」と挨拶し,これに対してBが「お入り」と応答したのに応じてB宅に立ち入った。この場合,Aには,住居侵入罪が成立する。
オ Aは,B宅において現金を盗み,B宅を出たところでBと出会い,Bに説諭されて盗んだ現金をBに返そうとしたが,Aを哀れんだBから「その金はやる。」と言われ,そのまま現金を持って立ち去った。この場合,Aには,窃盗罪が成立する。
1 アウ
2 アエ
3 イウ
4 イオ
5 エオ
正解は,続きにあります。
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【刑法H18-25】
刑法における被害者の同意に関する次のアからオまでの記述のうち,判例の趣旨に照らし誤っているものの組合せは,後記1から5までのうちどれか。
ア Aは,Bの同意を得て,Bが所有し,かつBが一人で居住する,住宅密集地にあるB宅に放火し全焼させた。この場合,Aには,放火罪は成立しない。
イ 4歳のBの母親であるAは,Bと一緒に心中しようとして,Bに対し,「おかあさんと一緒に死のう。」と言って,Bの同意を得てBを殺害した。この場合,Aには,同意殺人罪ではなく殺人罪が成立する。
ウ Aは,Bとともに保険金詐欺を企て,Bの同意を得て,Bに対し,故意にAの運転する自動車を衝突させて傷害を負わせた。この場合,Aには,傷害罪は成立しない。
エ Aは,強盗をする意図でB宅に立ち入るに際し,「こんばんは」と挨拶し,これに対してBが「お入り」と応答したのに応じてB宅に立ち入った。この場合,Aには,住居侵入罪が成立する。
オ Aは,B宅において現金を盗み,B宅を出たところでBと出会い,Bに説諭されて盗んだ現金をBに返そうとしたが,Aを哀れんだBから「その金はやる。」と言われ,そのまま現金を持って立ち去った。この場合,Aには,窃盗罪が成立する。
【正解】 1
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